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エピックセブン【感想・レビュー】美麗にして華麗な2DアニメーションRPG

エピックセブンのアイキャッチ

 

こんにちは!ユウキ(@yuuki_kg)です。

 

今回は、2019年11月7日に配信されたソーシャルゲーム「エピックセブン」をプレイした感想・レビューについて紹介していきたいと思います。

 

本作は2Dアニメーションが特徴のアニメティックRPGで、ジャンルは「未来につなげるアニメRPG」となっています。

 

エピックセブンをプレイした感想・レビュー

エピックセブンのロビー画面

エピックセブンの特徴は、何と言ってもこの美麗な2Dグラフィックにある。

 

従来のソーシャルゲームに多く見られるデフォルメ化されたキャラクターと違い、エピックセブンに登場するキャラクターたちは、バトルシーンも含め全て等身大の2Dグラフィックで描かれているのだ。

 

ロゼ召喚

背景はもちろんキャラクターイラストも非常に高品質で、世界観とマッチした繊細なタッチで描かれるキャラクターたちは、Live2Dによる演出と相まって息遣いを感じさせるほどのクオリティである。

 

特に女性キャラクターは全体的に可愛らしい子が多いため、私は眺めているだけでも楽しかった。←おい

 

デスティーナ

もちろん男性キャラクターも女性キャラクターに負けるとも劣らない魅力があり、ワイルドな獣人系やクールな騎士に加えて、少年吸血鬼や男の娘など多種多様なキャラクターが登場するため安心してもらいたい。

 

当然、私は女の子しか使っていない。(キリッ

 

洗練されたスタイリッシュバトルと迫力のフルフレーム2Dアニメーション

エピックセブンのバトルシーン

本作のバトルは4人パーティーのターン制であり、素早さの高い英雄から順番に攻撃を繰り出していくシンプルながらもスタイリッシュでスピーディーなバトルが楽しめる。

 

各英雄には通常攻撃、スキル、必殺技の3種類が用意されているが、スキルと必殺技にはクールタイムが設定されていて連発できないため、発動するタイミングが重要となってくる。

 

通常攻撃は一定の確率で連携攻撃となり、他のメンバーと協力して大ダメージを与えることも可能だ。

 

また、英雄と敵は属性を持っており、攻撃対象に有利な属性の場合は、ダメージUPやクリティカル発生率UPなどの恩恵を受けるため、ステージによってはパーティーを変更する必要がある。

 

アカテスの回復魔法

英雄には職業の概念もあり、前衛で味方を守る「ナイト」や、攻撃と防御のバランスがとれている「ウォリアー」、HPの回復・強化効果を付与できる「プリースト」など様々な特徴を持っている。

 

特に回復スキルが使える英雄は貴重なため、ゲーム開始時のリセマラで必ず入手しておきたい。

 

フルフレームの2Dアニメーション

メルセデスの必殺技

☆4以上の英雄には、必殺技に専用のアニメーションが用意されており、本作の目玉要素の一つとなっている。

 

☆5の英雄も含めると60人以上に及ぶため、必殺技のアニメーションだけでも相当な手間がかかっていることが分かる。

 

メルセデスのブレイジングブラスト

モーションやエフェクトも見事であり、アニメーションと合わせた迫力のある演出でバトルを盛り上げてくれるだろう。

 

また、必殺技による一連の動作はアニメーションも含めて非常にスムーズなため、スピーディーなバトルのテンポを一切崩すことがなく快適である。

 

アカテスの治癒の祈り

必殺技にアニメーションを搭載しているソーシャルゲームは他にもあるが、少なくとも戦闘における2Dアニメーションの描写だけで言えば、エピックセブンは間違いなくトップクラスに部類されるだろう。

 

そもそも本作は4Kグラフィックにも対応した自社開発エンジンが使われており、元々のコンセプトが美麗なアニメティックRPGのため、そう考えるとハイクオリティなことにも納得がいく。

 

カレンの居合雷神

とにかく開発の段階から美しさに拘って作られているため、イベントなどで新たな英雄が追加されるだけでも、ユーザーたちの期待感と入手意欲が掻き立てられる。

 

さらにLive2Dによる英雄たちの生き生きとした立ち絵とも相まって、英雄一人一人にしっかりとした魅力を感じられるはずだ。

 

召喚獣

また、攻撃力する度に貯まっていく魂力を消費することで呼び出せる「神獣」、いわゆる召喚獣によるド派手な演出にも注目してほしい。

 

なお神獣の強化が今後実装されるとのことなので期待しておこう。

 

フレンドキャラクター

戦闘前の編成画面では、他のプレイヤーの英雄をサポートとして選択できるため、自分が所持していない英雄も使用することが出来る。

 

よく見かけるシステムだが、本作においては非常に嬉しい要素である。

 

超本格的!幅広く奥の深い育成と強化システム

メルセデスのステータス

英雄は戦闘で獲得した経験値や、モンスターなどを素材にすることでレベルが上がり、基礎ステータスが上昇していく。

レベル以外にも特殊な戦闘で入手できる「ルーン」を使用することで、覚醒させて強化することも可能だ。

 

「モルゴラ」という素材があればスキルを最大5段階まで強化できるが、入手が困難なため強化するスキルは慎重に選びたい。

 

また、レベルが最大になると、同じレアリティの素材を使用して、レベル上限を上げることも出来る。

 

スキルカード

装備は主にバトル報酬やダンジョン内の宝箱から入手でき、武器・頭具・胴具・脚具・首飾り・指輪の6種類がある。

もちろん余った装備は、素材として各装備の強化に利用可能だ。

 

本作は、装備の他にも「古代遺物」という強化要素があり、英雄と同じくガチャなどで入手できるが、装備することでパッシブスキル(常時発動)を得ることが出来る。

 

スキル以外にもHPと攻撃力を上昇させる効果があり、装備と同じく強化が可能となっている。

 

聖域

英雄の育成や強化に必要となるアイテムや素材は、「聖域」と呼ばれる場所で生産できる。

 

聖域の機能は、物語を進めることで徐々に解放されていき、各施設を強化することでより効率の良い生産が行えるようになるのだ。

 

生産以外にも、錬金術や鍛冶によって特定のアイテム・装備品を作成できるため、冒険を進める上で有効に活用していきたい。

 

壮大な物語による世界観とゲーム進行について

イベントシーン

物語はステージをクリアしていくことで、会話イベントと共に進行していく。

イベントでは多くの英雄が登場するが、残念ながら使用することはできず、ガチャで入手するしかないようだ。

 

キャラクターボイスは基本的にバトルとアニメーションにのみ用意されており、会話イベントでは一切喋ることがない。

 

ワールドマップ

ワールドマップはかなり広大で、大陸ごとに複数のエリアが用意されており、メインストーリーのボリュームだけでも凄まじい。

 

英雄ごとに担当している大陸が違うため、各大陸で繰り広げられる多くのストーリーにも注目したいところだ。

 

もちろんスタミナ制である・・・

 

ダンジョン移動

ステージ内は横スクロールになっており、画面端のアイコンをタッチすることで英雄たちを進行させていく。

敵はシンボルエンカウントで出現するため、ステージ毎にバトルの回数が決まっているようだ。

 

また、ダンジョン系のステージでは複数のルートが用意されており、探索が可能な場所も存在する。

 

エピックセブンというタイトルの由来になっている世界観とは?

世界観

ストーリーの概要としては、遥か昔に女神が率いる聖約の継承者たちと、外宇宙の神が率いる魔神軍による争いで、世界は滅びと再生を繰り返しており、物語の舞台となっているのが現代の「第七世界」である。

 

この「第七世界」というキーワードが、エピックセブンのタイトルの由来になっており、主人公のラスは女神が創りあげた聖約の継承者というわけだ。

 

豊富なコンテンツと拡大していく要素

本作はメインストーリー以外にも様々なコンテンツが用意されており、今回はその一部を簡単に紹介していこう。

 

PVPコンテンツ(闘技場)

闘技場

闘技場ではPVP(対人戦)を楽しむことができ、勝利することでで入手できる「征服の証」は、ショップでスタミナや装備品などと交換できる。

 

また、週間報酬として入手できる「栄光の証」は、期間限定の貴重なアイテムや装備品と交換できるため、ぜひ参加してみて欲しい。

 

初心者向けにNPC対戦も用意されているため、対人戦で勝てない場合はそちらを推奨する。

 

ギルドシステム

ギルド

ギルドを設立、もしくは加入すると、ギルドメンバーとしての活動が可能になる。

 

ギルドメンバーになると、他のギルドメンバーに資源支援の要請を出したり、ギルド専用のショップを活用できるなど、ソロプレイに比べて圧倒的有利に冒険を進められるため、とりあえず参加しておこう。

 

他にもギルド同士がお互いの拠点を攻防して勝負するPVP要素「ギルド戦」が週に3回行われており、興味があるなら覗いてみるのもいいだろう。

 

様々な戦闘モード

様々な戦闘モード

バトル要素はメインストーリーや闘技場以外にもまだまだ用意されている。

 

例えば鍛冶に必要な素材を集める「討伐」や、英雄の覚醒に必要なルーンが入手できる「精霊の祭壇」に加え、装備品を求めてダンジョンを探索する「迷宮」など、英雄の育成・強化に関連するものが豊富である。

 

チェルミア

また、サブストーリーやイベントも定期的に開催されているため、メインストーリーの合間に参加して楽しむことが可能だ。

 

中には実装予定の要素もいくつか存在するため、今後さらなるコンテンツの拡大が予想される。

 

新キャラクター

もちろん英雄たちも新たに追加されていくため、戦闘のアニメーションと合わせて期待したいところだ。

 

まとめ

個人的に廃課金仕様だと感じており、無課金でガッツリプレイしたい!という人にはオススメ出来ません

 

その理由の一つとしては、無課金ではガチャを引ける頻度がかなり少ないということです。

 

ガチャを引くには「聖約の栞」が5つ(天空石100個分)必要になりますが、どちらも無課金で簡単に入手できるような代物ではありません。

 

コツコツ貯めれば10連ガチャくらいなら回すことが出来ますが、何週間かかるんだよって話です。(笑)

 

もちろん1日1回無料で引くことは出来ますが、強力な英雄を入手するには基本的に課金する必要があります。

 

シルク召喚

ただ無課金でも☆4の英雄はポツポツ引けますね。

 

2Dアニメーションは☆4以上の英雄に設定されているので、意地でも課金はしないぜ!という人はこっちに期待しましょう。

 

そもそも全体的にクオリティの高いゲームなので、一切課金せずに隅々まで遊ぼうとするのはちゃんちゃら可笑しな話なんですけどね。(笑)

 

対策としてはやはり「リセマラ」の活用です。

 

リセマラは30回引き直しが可能で、さらに☆5の英雄が確定しているため、無課金勢の戦力はここで決まると言っても過言ではありません。

 

英雄を育成・強化できる要素は豊富に用意されているため、しっかりとレベルを上げて装備を整えていれば、強力なパーティーを作りあげることは難しくないでしょう。

 

他にはガチャを20回引く度に入手できる「金の伝承石」を集めて、ショップで☆4~5の英雄と確定交換するという方法もありますよ。

 

カリンのステータス

ちなみに僕が無料ガチャでゲットした英雄の中で、一番のお気に入りがこのカリンちゃん(水着ver)です!(笑)

 

まぁそれはさておき・・・ガチャ要素以外で気になったのは、バトルの単調さですかね。

 

どんなに戦闘アニメーションが素晴らしくても、それが楽しさに直結してるわけじゃありません。

 

スタイリッシュでスピーディーなバトルではあるんですが、結局は必殺技→スキル→通常攻撃のコマンドを繰り返しているだけなので、どうしても単調になってしまうんです。

 

個人的にはATB(アクティブタイムバトル)にするだけでも充分だと思うんですよね。

 

よくコマンド式は時代遅れと言われますが、あながち間違っているわけではなく、例えば他にクオリティの高いアニメーションRPGが出てきた場合、エピックセブンの独自性が失われてしまう恐れがあるわけです。

 

バトルなんてものはそう簡単に仕様変更できるわけでもないので、コンセプトの段階でもう少し気を使うべきでしたね。

 

長くなってしまいましたが、要点をまとめると・・・

  • 課金に抵抗がない人向け
  • 無課金でプレイするなら空き時間でコツコツとプレイ
  • 全体的に素晴らしいクオリティだがバトルは単調なので注意
  • 女の子が可愛いすぎる

 

こんなところでしょうかね♪

 

ユウキ
若干FGOを意識してる感じ?僕はエピックセブン派ですけど。

 

エピックセブン

エピックセブン
開発元:Smilegate Megaport
無料
posted withアプリーチ

 

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