こんにちは!ユウキ(@yuuki_kg)です。
今回は、2020年1月9日に配信された「防振り~らいんうぉーず!~」の感想・レビューについて紹介していきたいと思います。
本作は、原作であるライトノベル「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います」を題材にしたソーシャルゲームで、ジャンルは「ゆるかわ極振りラインディフェンス」となっています。
【防振りらいんうぉーず】感想・レビュー
ゲーム内容
敵の進行から自陣の防衛を目的としたタワーディフェンス(以下TD)と呼ばれるジャンルのゲームです。
一般的にはあまり馴染みがなく、なんとなく難易度が高そうなイメージがありますが、本作は至ってシンプルな作りとなっており、TD初心者でも安心して遊べる設計になっていました。
それに伴ってUIもシンプルで分かりやすく、直感的な操作が可能となっています。
悪く言えば単調で飽きやすいと言ったところですが、パーティー構成やスキルを考察すると、なかなか奥の深い防衛が楽しめると思います。
基本システム
バトル
ルールは簡単で、自陣のキャラクターたちを画面左端から進行させていき、画面右端のある敵陣のラインを1人でも超えることができればクリアとなります。
ただパーティー編成が非常に重要で、例えば敵の進行を食い止めることを得意とする「ディフェンスタイプ」のキャラクターが多いと、最終的に数で押し切られてしまいます。
逆に「アタックタイプ」のキャラクターが多いと、進行は早いものの、敵陣付近でHPを切らしてしまうと言った感じ。
「スピードタイプ」のキャラクターなら、いくら送り出したところで敵の進行を止めることはできません。
このようにパーティーのバランスや、キャラクターを進行させるタイミングが非常に重要で、当然スキルも駆使して闘うため、けっこう頭を使うゲームなんですよ。
出撃ptとレベルについて
キャラクターにはそれぞれ出撃pt(コスト)が設定されており、バトル中は画面右上に表示されている出撃ptを消費して、キャラクターたちを進行させていきます。
出撃ptは時間経過と共に上昇していきますが、その間も敵が次々と進行してくるため、出撃させる順番が重要になってきます。
当然コストが高いキャラクターのみでパーティーを編成すると、出撃する前に敵に攻め込まれてゲームオーバーというわけです。
また、画面右下に表示されている「出撃LvUP」のアイコンをタッチすると、出撃ptを消費して出撃ptの最大値を増やすことが出来ます。
クエスト開始時は出撃ptの最大値が100しかないため、コスト100を超えるキャラクターを出撃させる場合は、必ず「出撃LvUP」を使用する必要があるのですが、この辺りは課金要素ではないので親切設計ですね。
クエストとサポートキャラクター
クエストを行うには「スタミナ」を使用します。
初期のスタミナ最大値は50、5分で1回復するため全回復に250分かかりますが、課金しなくてもショップでスタミナの最大値を上げるアイテムが簡単に購入できるため問題ないでしょう。
クエストをクリアすると経験値やスキル強化に必要な素材が入手でき、クリアタイムが早いほど入手できる経験値が増加します。
また、クエスト選択時は他のプレイヤーのキャラクターをサポートとして選択できるため、足りない兵種を補うのにとても便利でした。
もちろんフレンドになれば毎回呼び出すことが可能です。
キャラクターと育成
キャラクターのステータスは下記の通りです。
- 出撃pt
- レベル
- HP
- 防御
- 攻撃
- 攻撃速度
- 射程
- 移動速度
- 同時攻撃
- 回避率
パーティー編成の際は、コストバランスや敵の進行速度、数を考慮して戦略的なものを心掛けたいですね。
特に「攻撃速度」や「移動速度」は、TDにおいてかなり重要な要素なので。
また、キャラクターには「パッシブスキル」や「アクティブスキル」が設定されており、攻撃系や回復系のスキルに加えてバフやデバフも可能なため、より戦略性が増しています。
スキルは特定の条件を満たすことで習得していき、クエストクリア報酬で入手できる素材を使って強化することも可能です。
キャラクターは入手した経験値でレベルアップしていきますが、レア度が低いキャラクターほどレベルが上がりやすくなっている模様。
また、ガチャで同じキャラクターをゲットすると、レベルの最大値が上がるというソシャゲーお馴染みのシステムでした。
課金要素
ガチャに必要な「虹宝玉」は、60個で120円です。
1回のガチャに必要な虹宝玉は100個なので、最低240円かかりますね。
管理人は無課金勢ですが、一般的なソシャゲーのガチャ価格と言ったところでしょうか。
無課金でも楽しめる?
もちろん楽しめます。
冒頭でも話しましたが、少ない虹宝玉でもショップでスタミナの最大値が上がるアイテムが簡単に交換できるため、自然回復でスタミナMAX(100)にしておけば、仕事の合間などに快適にプレイできるでしょう。
オート機能もあるので、3章までなら放置で勝てました。
ただスタミナの概念がある以上、休日に無課金でガッツリプレイ!というのは難しいですね。(日頃からスタミナポーションを溜め込んでおけば話は別ですが・・・)
ちなみに4章辺りから急に敵の進行速度が上がっており、ゲームオーバーになるとせっかくのスタミナを無駄にしてしまうため、事前にリセマラで星4のキャラクターを用意しておきましょう。
まとめ
気になったところは、やはり全体的にチープ感が丸出しになっているところです。
「丁度アニメ放送が始まったタイミングなので、便乗して一儲けしてやろう」的な(笑)
ガチャの演出やキャラクターグラフィックの種類に加えて、キャラクターボイスもSEのような単純なものばかり。
ストーリーパートではメイプルの一人紙芝居と言った感じで、他のキャラクターとのやり取りも少ないのです。
キャラクターは全てデフォルメされており、キャラクターイラストなどは特にないため、個人的には原作やアニメを知らない人の方が楽しめるかもしれません。
キャラクターに加えてモンスターもデフォルメされた可愛らしものが多いので、かえって幅広い層に受け入れられるのではないでしょうか?
ゲームとしては非常に面白いと思うので、しばらくは続ける予定ですが、皆さんには「タワーディフェンス」というジャンルの奥深さをぜひ知っていただきたいですね。
こちらの攻略記事も合わせてどうぞ↓
Amazonプライムビデオなら防振りの最新アニメが見放題!